きょうのうた

振りまわさレボリューション

毎日毎日 質問は突然に 答えの出ない問いが この世には多すぎる 毎時毎分 お客と上司の無限マリトッツォ なんちゃって夢のよう たっぷりすぎて胃もたれ 贅沢なほど 振りまわさレボリューション お腹いっぱい 振りまわさレボリューション 完食してみせると か…

がらくたと君

君のことは結局よく分からないままだ ただ今日も君が幸せであればいいと思う 邪魔なら置いてってくれればいい 後で回収しておくから 所詮不向きで不似合いな おままごとのまねごとで ハリボテの背景は剥がれるものだし お面かぶっても尻尾は見えちゃうし 君…

昨日の君が今日の君と連続していることを証明せよ

昨日の君が今日の君と 連続していることを証明せよ 昨日の君が今日の君と 連続していることを証明せよ 切って繋いだ思考回路 間が全部抜けている まぬけな毛だるまたぬき おしりに火がつき駆け出した 昨日の君が今日の君と 連続していることを証明せよ 昨日…

お盆のうた(おぼんぼん)

お盆だから花火をしよう ご先祖はうちに来ないけど じーちゃんばーちゃん遊びにくるかな 親戚多いからうちには来ないかな 若者じゃあるまいに 短いお休みに弾丸ツアーは 疲れるだろうから あー迎え火を口実にして ドラッグストアで花火を買って 盛大に噴射し…

小唄(お医者の先生)

先生は余計なことを言わない。 分からないことは分かりませんと言う。 あまり細かいことを聞くと、困った顔をする。 先生の感情はよく分からない。 笑わないけど、怒りもしない。 それでも毎日回診に来た。 土曜日も日曜日も、毎日。 手術室。 視界の隅っこ…

小唄(砂山)

昨日たいらだった地面に、 小石の小山を見つけた朝。 トラックが合体ロボみたいに、 荷台をひっくり返して小石を置いていった。 みっつの小山、わずかに砂煙をくゆらせる。 夕方になって同じ道を歩くと、 小石の小山はむっつに増えていた。 近くにはずっとシ…

小唄(木魚を買う)

なにもかもがうまくいかないから、 木魚を買ったんだ。 丸みを帯びたボディ、 削られた木の手触り、 尻尾にも似た独特のかたち。 小さな座布団に鎮座させたら、 マレット片手に打ち鳴らすんだ。 ぽく!ぽく!ぽく!ぽく! 僕以外誰もいないこの部屋の、 ぽく…

小唄(夏日)

夏になったらTシャツを着る。 二の腕の肉とカミソリを逃れた毛が気になるけど、 暑さにはかなわない。 日焼け止めを塗りこんで、 帽子をかぶって靴をはいて、 マスクをつけて外に出る。 日焼けは痛いから嫌だけど、 日光浴は好きだ。 今日はよく晴れたいい天…

小唄(カエルのうた)

木に葉っぱが茂って、 田んぼに水がはられて、 水の流れる音にまざって、 カエルのうたが聞こえる。 大きな鯉が川面を横切り、 鷺がぐええと鳴いて飛ぶ。 お散歩わんことすれ違い、 飼い主さんにあいさつをする。

小唄(靴下と靴)

スリッパで歩き続けたら、 足の裏に水ぶくれができた。 水ぶくれは痛くないけれど、 破れてしまうととっても厄介だから。 散歩の時は靴下と靴を履くといい。 スリッパよりも手はかかる。 靴下を履いて、靴紐を結んで。 そのひと手間が足の裏を守る。 水ぶく…

容量と用法

一般的な選択、ノーマルな選択 普通なんて無いよって100回聞いても とりあえず試してみたくなるのが人の性なのか。 100万回聞いたシチュエーションに身を置いても 感じることも行動も人それぞれなんだと。 私が持つ唯一の被験体「私」を 色んなところに投げ…