『空の境界』伽藍の洞※ネタバレばかり

うわあ、めっちゃ美しいじゃないですか…!

 

式の2年間。

黒桐と対峙した織は、あの後車に轢かれて消えた。

式は織が死んだことで死の世界を生きたまま浮遊し続ける。

目覚めた式が認識したのは、人の死が視えてしまうということ。突発的に目を潰そうとするも、未遂に終わる。

黒桐の話を聞いて興味を抱いた蒼崎橙子が式に、直死の魔眼について教える。

式は消しかけられた動く死体を殺すことで、生の実感を取り戻すのであった。

 

・式

連続殺人事件との関わりは、織の死亡により語るものがいなくなった(例の先輩が出てきたらまだ展開がありえる)。

式の入院していた病院には高度な結界がかけられており、式が狙われていたが、襲撃を機に覚醒した。(誰が、何のために?は不明)

母と兄は見舞いに来た。両儀の家は式が眠っている間もお金をかけ続けた。

橙子さんいわく、両儀で式はできすぎとのこと、式神

 

・橙子さん

医師として病院から依頼を受ける。多才。

黒桐から話を聞き、興味を持って式と関わる。直視の魔眼の使い方を教えてやる、使い魔がいなくなってしまったから(これは何かのリンクかな?)、と式を誘う。魔術師の気まぐれか?橙子さんめちゃめちゃ素敵やん。

がらんどうならこれから何でも入れられるって、橙子さんむちゃくちゃかっこいいやん。心からの言葉をうっかり言ってしまったって、なにこの生き物尊い…。

結界の得意な坊主…これもリンクかな?

鮮花に別の事件で正体がばれて友達になったとのこと。

 

黒桐

この子はこの話、式が好き、式に会いたいが行動原理になってるんだなと分かりやすかったけど、その根本にある感情はやっぱり読者には理解できるように描かれないんだよなあ。理屈じゃないってことか?

橙子さんを唸らせる探索能力…

 

●論点

織はなぜ式の代わりに死んでいったのか。

→織は夢を見るのが好き、織は孤立を捨てて孤独を受け入れた、織についての情報がこれから出てくるのか、この暗示的な情報が全てなのか。式が自分を作るための示唆的な存在になっていくのか。

 

病院の結界を張った魔術師の影

→式の周りの不穏分子が姿を現し始めたので、こちらが今後のメインなのだろうが。

 

●所感

いや、4章美しかった。

曖昧で不安定な存在が目覚める過程と瞬間が鮮やかすぎて。ああ綺麗だなあ。

橙子さんがかっこよすぎ。素敵な大人かよ。