絡まれる 2.5

休日なので今日明日は損害が出る心配をしなくていい。

 

さて、事実関係が曖昧なまま彼女について考察を続けるのはとても危険な行為である。言った言わないも一両日で曖昧になってしまうような一瞬のできごとで、その一角以外私には知覚できていない。

 

私は誰にもこの根拠のない不安感をぶつけないという前提で、今後の行動指針を検討する。私の耳に何かが「聞こえた」ということは、誰が言わなくとも少なくとも私自身が、現状に警鐘を鳴らしているのだ。

 

同僚に平等に低頭な態度で臨むこと。後輩と思って気安く接していると不快な思いをする人がいるかもしれない。尊敬できる人間ならいざ知らず、ゴミに気安く口を聞かれるのを耐え難く思う人もいるだろう。職場で緊張を保つことは仕事の一環だと、緩んでいた認識を改める。

 

適度な距離感・緊張感を保ち、必要以上に深入りをしないように。ただ仕事をするためだけに存在する空間に、給料分、体力と脳を捧げる。時間中は何でもするから、職場から出たら自由を許してほしい。具体的にいえば、飲み会は二度と出たくない。自分の不器用が露呈して双方に不快感しかもたらさない。

 

私がコミュニケーション不全なのはよく分かっている。また、人に認められない容姿であり、挙措であることも理解している。それらを変えるよりは、他人に与える不快感を最小限に、静かに為すべきことを為していく方が私にとってはずっと容易で、また在り方として美しいと思う。

華やかなりし人々を必ずしも尊敬しているわけではないし、ああなりたいとも思えない。平気で他人に干渉する彼らの脳内構造は、私には理解できかねる。私は自分自身に潜る。潜り続ける。