神様になった日 見直し4話5話 ネタバレありあり

4話、闘牌の日!

麻雀回なんだけど、衝撃の「独創性」あふれる役の連発で笑いが止まらない。

舞台は『咲』みたいなのに。

 

◯興梠博士の生前の言葉

央人の希望で、CEOが興梠博士との共同論文の著者と対談する。

このために基金を作ったという話や、対談相手からの大金持ち発言など、CEOの会社はかなり景気がいいらしい。

この回ではCEOは研究者を名乗っており、会社でも興梠博士の理論をベースにした製品を作っているとのこと。どこまで事実なのか分からない。

 

対談の中で、興梠博士が生前、愛を数値化したいと話していたことが分かる。無理だと分かっていながらも、家族の中にそうしたい人がいたのではないか、と対談相手は思料する。

 

◯天願賀子

主要な仲間の1人が登場。弁護士で麻雀好き。男子高校生憧れの知的なお姉さん…と思いきや、欲望に忠実で喜怒哀楽の激しい自分大好きなお姉さまでした。イメージなんて当てにならない。

このお姉さまの人脈と財力で、夏の後半のイベントが盛り上がったりしている面もあり…高校生中心のメンバーの中では異色ながら、なくてはならないスポンサー様でもある。

 

5話、大魔法の日。(最終回1回目)

◯母親の話

杏子の母親が遺したビデオレターの存在を杏子が知らない。杏子に母親の遺したメッセージを届けるべきだとひなは強く主張する。

陽太に母親のこととなると熱くなる、と指摘されるも、神に親などいないとしらばっくれる。

ひなが母親に強い思い入れを持っていることが伺える場面。全能になる前、亡くなる前の母との、あったかもしれない温かい交流が記憶にあるのだろうか。遺された悲しみだけが残っているのだろうか。

 

◯伊座並父娘

伊座並家のお父さんは、妻を亡くしてコンビニ以外は出かけなくなってしまうすごく繊細な人で、杏子もまた母を亡くして塞ぎ込んでいた。

伊座並家におけるお母さんの存在は絶対だ。

聞けるはずもない「大魔法」にかかろうと、彼女がそう言うなら前に進もうと、遺された家族を動かしてしまった。

お父さんだけなら、あのビデオレターは永遠に途中までだっただろう。ひなが関わり、杏子にビデオレターの存在を伝えられたから起こった変化だ。父娘は最愛の人の最期の言葉を受け取って、未来へ歩き始める。

そういえばこれもビデオレターだったな。映像として、もう聴けなくなったはずの声を聞く。もう会えない人と再会する。この作品において、映像の持つ意味は大きいのかもしれない。

 

◯ひなの気持ち

杏子と陽太がくっつくように仕向けたひなだったが、5話にしてどこか素直に喜べない自分に気づく。

描写だけなら嫉妬、寂しさといったところか。

ここまででひなが成神家で生活を始めて半月ほどが経過している。その間、描写された部分以外にもひなと陽太は日常生活を積み重ねている。描かれていないところで積み重なっていく思いを、視聴者が読み取ることは難しいだろう。

だからひなが陽太に向ける気持ちは推測することしかできない。ひなの脳にはコンピュータが入っているが、このコンピュータの捉え方も曲者なのかもしれない。ネットワークに繋ぐことで、ひなは全てを知ることができる。ひなが自分で歩いて話して考えるために、超絶技巧のコンピュータ技術が駆使されている。さながらスーパー補助具。知覚した物事を理解し、言語化する。でも事物を知覚するのはひな自身ではないかと思うのだ。

だからひなが知覚した胸の違和感はひなのものなのだ。それが妹のような心境なのか、少女のような心境なのか、はたまた両方なのか、そしてどこからその感情が来るのかは、情報が限定されている中で読解が難しいように思うが。