最近読んだものの話。

さて日曜日の晩ですこんばんは。

休日との別れを惜しむべく、楽しい話題で時間を過ごそうと思います。

意味のない不安も、杞憂の憂鬱も、みんな身軽な身の上の手遊びに過ぎないんだよなあ。ことが起こったら立ち向かうしかないわけなので、今の平和な時間のぐだぐだを楽しませていただければと。誰に弁解してるんだよみたいなね。

 

◯北北西に雲と往け 5巻

アイスランドを舞台にした、日本人青年とそれを取り巻く人々の日常とお仕事と、ちょっと旅。

今巻もおいしそうな料理、壮大な風景、体感させてくれます。さあ皆さんご一緒に。アイスランド行きてえ。

 

◯ベルリンうわの空

今年の漫画大賞にランクインしてた作品。

ドイツベルリンに移住した作者の体験とフィクションを交えて語られる現地の生活や空気感、考え方。国が違えばこうも違うのかしら、と思わせる日常の風景が刺激的。

作者のあり方もまた、いい。ボランティアみたいな活動を始めるにあたって、しきりに無理のない範囲でっていうんですよね。それってすごい重要だなと。責任も義務もないから気持ちよくできることってあるよね。鬼みたいな顔して当然やれとか言われたらやる気も裸足で逃げ出しちゃいますので。

そういう作者が描く生活が心地よい現在全2巻です。

 

◯さめない街の喫茶店(全2巻)

これも夜中に読んだらだめ、おやつ食べたくなる。すごいおいしそうなカフェごはん&スイーツが毎話提供される夢の中みたいな喫茶店のお話。

ややファンタジー、絵本みたいな優しい世界観ですね。お腹減りますが、幸せになれます。

 

小説も同時進行でちょいちょい読んでるんだけど、最近読了したのは春琴抄かな…。伝聞調で描かれるから生々しさはあんまりないけど、こいさんと佐助のキャラクターがものすごい立ってるのは分かる。献身っていうのはこうも盲目的なことを指すのだなと思わせる一冊。強情で誇り高い様が美しいこいさんと、我が身を顧みず寄り添う佐助のこれまた美しい有様とを、誰かはまって絵にしてくれないかなーって感じです。絶対美麗。想像するだけでため息が出るレベル。

針で目をつくのだけは勘弁してほしかったけど。というかそこだけ妙に描写詳細でなかったですか。ああ思い出したくない…。

正しい間違いは置いておいてって作品だなあ。それぞれそうしたいと思って貫いただけだから、それがひとつの幸せのあり方として残っていくだけ。こいさんも佐吉も幸せだったってことは分かる。だから人間は難しくて面白い。

 

突然不幸な事故は起こるし、思いがけない状況に陥るし、ろくなことがなかろうと、その時どうするか、何を選んでどこに進むかってところに自分の意思があれば、結局幸せに生きられるんじゃないかって信じたい気持ちもあるような今日この頃。