白い砂のアクアトープ 3話〜9話感想

高校生をメインにしながら、お仕事の悲喜交々をもしっかり織り込んでくる本作。そして沖縄に行きたくなるお料理描写と劇伴。めんそーれされたい。

 

各話感想〜。

 

◯3話「いのちは、海から」

くくるの思い入れの深いペンギン・チョコの不調と、専属獣医さんの出産のお話。

獣医先生出産予定日過ぎてるとかそんなフラグ立てないでぇと思ってたら案の定だよ。でもがまがまイリュージョン見せたかったんだろうなあ。生まれる前の我が子が会いに来る不思議空間。

ファーストペンギンかー。リーダー不在の集団の中でリスクをとって飛び出していく存在を指すとのこと。とびだせーわかものー。

 

◯4話「長靴をはいた熱帯魚」

タッチプールを開催するべく、風花ちゃんが案内係を任される。

仕事任されるって怖いけどむちゃくちゃ嬉しいよね、分かる。期待に応えたいなとか思ったりするの、分かる!3話のホウレンソウのくだりもだけど、高校生をメインにしながらしっかりお仕事の悲喜交々要素を入れてくるのがおもしろい。問題点が曖昧に過ぎてく感じとか、平和な時は平和なんだけどねえという感じとか、なんというか空気感がとても…リアル…私は好き。

 

◯5話「母の来訪」

風花ちゃんの母がついにがまがまに。

もうなんというか、話の内容よりおばあちゃんのお料理がね…ラフティとかサータアンダギーとか、呑めないけど梅酒おいしそうだなとか、いいなあ沖縄行ってみたいなあ。

風花ちゃんがイシガキカエルウオの不調を伝えにがまがまに駆け戻る姿がもう、ああここの子になったんだねえという。感無量。お母さんも嬉しかったことであろう。

 

◯6話「スイーツラプソディ」

がまがまの集客作戦でスイーツを販売することに。くくるにお願いされたうどんちゃんのお話。

どんちゃんもまたお母さんについてて気がついたらお店を任されてる仕事する高校生で、素材の完成度と遊び心の自由さが生み出したかき氷がほんとお見事だったー。素敵!!

あーいい仕事したいなあ。この子たちが報われれば一番いいけど、報われることばっかりじゃないし、このお話はどこに着地するんだろうか。

またがまがまイリュージョンだった。死んだ人にも会える。くくるちゃんのきょうだいの存在がいよいよ濃厚になっているけれど、どうするんだいこの設定。

 

◯7話「アイスで乾杯」

がまがまの若者たちに与えられた1日休みには、館長のもうすぐ来るがまがまのない日常を受け入れてほしいという願いが込められていた。

館長はもう閉めると言ってるけど、館長に拾われた空也と館長の孫のくくるはがまがま以外の水族館を知らなくて、閉館後の自分たちのことなんか考えられない。閉館を信じたくない。でも大人たちは閉館に向かってるんだよなあ。

それにしても館長…人格者だなあ…。

 

◯8話「crab crisis」

小児科での移動水族館が実現することに。海やんがかつてのお客さんだった入院中の女の子のために企画したものだった。

これはだめだ…カニが非常にいい仕事をした…。

夏凛さん、観光協会で働く大人でもあり、くくるたちと年の近いお姉さんでもある。くくるの気持ちもよく分かるし、でも現実も見えてて苦しい立場…。でもみんなできることしてるんだよなあ。できることしていっても閉館に向かっていくがまがま…誰か救ってくれえー。

 

◯9話「刺客のシンデレラ」

中部にできる新しい水族館から、研修生がやってきた。

必死同士がぶつかるとこうなる。どっちも一生懸命やってるだけなのに、悲しいねえ。くくるに家業の手伝いごっこ遊びと言い放ってしまうのも、研修生をど素人扱いしてしまうのも、どっちもどっちだよー。残念だったね、もったいないことになってしまった。

実習とか研修ってその世界の空気を吸って、そこにいる人たちをたくさん見ることかなと最近になってやっと思うけど、学生の時なんかは視野せませまで人の考えてることまで興味がなかったなあ。もったいなかった。そんなもんか。

お客さんがみんな魚を覚えてる水族館、いいなあ。

 

うん、お仕事がんばろうって思うね。

お金とか生活の必要に駆られた大人じゃなくて、高校生が熱意だけでお仕事する姿っていうのはこう、純度が高い。だから高校生なのかなあ。

それと、沖縄行きたいな!!!!!